・税理士の数
 現在、税理士は全国で約6万人が登録しています。この人数は、他の士業よりかなり多い数です。それだけ税理士は必要とされているのです。これからさらに税制が複雑になり、「税金」がクローズアップされてくると思いますので、さらに需要が増してきます。
 この約6万人の税理士は、それぞれ事務所の所在地の税理士会に所属しています。この税理士会は各国税局の管轄ごとに、北海道から沖縄まで全部で15ありますが、「東京・東京地方・関東信越・近畿税理士会」で全体の62%となります。

・働き方
 税理士は自分で事務所を開業している「開業税理士」と、他人の税理士事務所あるいは会社等に勤務している「勤務税理士」の2通りがあり、通常は、勤務税理士をしながら時期をみて開業税理士になるというケースが多いと思います。平成6年の税理士実態調査によると、勤務税理士は全体の18.0%となっています。

・年齢
 平成6年の第4回の税理士実態調査によると、40歳代から60歳代で全体の約70%をしめています。一番多い年代は60歳代で全体の43%となっています。これは税務署等を退官されて税理士になる人が多いのと同時に、税理士には定年がないからです。

・男女の比率
 男女の比率は、男性94.5%、女性5.6%で断然男性が多くなっていますが、その前の調査では女性は2.8%だったので、上昇傾向にあります。

・税理士法人
 今まで税理士は法人組織として活動することができなかったのですが、平成13年の税理士法の改正により、平成14年4月1日から法人組織として活動することができるようになりました。このことにより「税理士」の魅力はさらに増していくでしょう。
(山口一雄『だれでも税理士になれる本(第2版)』(2001年、中央経済社)から抜粋)


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